12月26日から、オンタリオ州全域がロックダウンにはいりました。26日は土曜日でしたが、私の住んでいる地域は、すでにそれ以前からロックダウンであったので、毎日の生活はあまりかわりません。
クリスマスも、ボクシングデーも、でかけたのは近所のトレイルへの散歩のみ。トロント近郊は久しぶりのホワイトクリスマスになりましたが、子供たちももうそり遊びに興じる年齢でもなくなり、家族4人、それぞれ勝手なことをしながら家ですごしました。
24日午後から、28日まではクリスマス、ボクシングデー、週末とボクシングデーの振り替え休日で私は仕事はお休みです。今日はスーパーに買い物に行きましたが、ホリデー中の日曜の夕方遅い時間だったせいか、ずいぶんとすいていました。
現在は、ホームケアの分野で、日本で言うケアマネジャーの仕事をしています。基本的に、リモートで仕事をしていますが、時に患者さんの家庭訪問もしています。もちろん行く前には、決められたスクリーニングをして、コロナのリスクが低いことを確認してから行きます。私の勤務する地域は、オンタリオでも一番感染者の増加が著しく、病院はすでにここしばらくキャパシティ100%の状態が続いています。病院からコミュニティへの退院を促し、サポートするための、特別支援プログラムなどあたらしいイニシアチブがでてきたりしてはいますが、現実的には、看護師や介護士はどこも人手不足が深刻になってきています。
夫は介護施設で働いているので、1月の1,2週目あたりにはワクチンの接種をうけるそうですが、ホームケアのほうはまだいつワクチンが回ってくるのかはわかりません。コロナ感染を恐れて、ホームケアサービスをキャンセルしている患者さんも少なくない現状をみていると、ホームケアの看護師・介護士や、サービスを受ける高齢者や患者さんたちにも、早急にワクチンが回ってきてほしいと願うばかりです。
子供たちは、1月に入ると4日からすぐに学校が始まります。ですが、オンタリオ全域、2021年の学校開始1週目は小・中・高すべてオンラインのみの自宅学習になります。2週目以降がどうなるかはまだわかりませんが、共働きの家庭が圧倒的に多いなか、小さいお子さんをお持ちのおうちは、状況次第でまたどう対応するか頭の痛い所でしょう。たとえ親戚などが近くにいても、ロックダウン中は居住を共にしていない人とは接触できないことになっているので、助けを求めることもできません。
カナダはアメリカに比べると感染件数も非常にすくなく皆比較的落ち着いていますが、それでも状況が長期化するにつれ社会全体が疲弊してきているように感じています。
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