ここがカナダのいいトコロ

カナダ

こんにちは、ころっちです。

ころっち。カナダ、オンタリオ州在住。現地の大学院をでて、英語onlyの環境で15年以上、医療ソーシャルワーカーとして働いています。

カナダと日本、違うところはいろいろあります。もちろん、ちょっと鼻につくところもありますが、結局20年住みつづけているのは、やはり暮らしやすいから。

今年は、両親の呼び寄せ移住にも挑戦する予定。

といわけで、私の思う「カナダの暮らしのいいところ」についてお話しします!

知らない人同士でも気軽に会話

コロナのせいで最近はちょっとむずかしくなってしまいましたが、たまたま隣り合った人やお店のひとなどとも気軽に会話するフレンドリーな空気は、カナダの魅力の一つではないでしょうか。

お店やバス停などでも、

「あら、それどこに置いてあった?探してたんだけどみつからなかったのよ」「あなたのバッグ素敵ね!じつは私もおんなじのもってるのよ。」

「もうさっきはすごい雨だったわね!もうやんだかしら」

などなど、きさくに話しかけてくる人も多いお国柄。

スーパーのレジ係の若い男の子なども、話しかけるとけっこうフレンドリーにいろいろ話してくれたりします。

困っていると助けてくれる人が結構いる

ベビーカーでバスや地下鉄に乗ろうとすると、たいてい誰かが手を貸してくれます。

なので、一人でも、赤ちゃん連れで公共交通機関に気兼ねなく乗れます。

また、バスや地下鉄は自転車の持ち込みOK!

余談ですが、筆者の地域のバスは、正面に自転車ラックがついています。

妊娠している女性・子供連れに優しい

大きなお腹をかかえた妊婦さんにも、親切にしてくれる人が多いのもカナダの言いところでしょう。

わたしは、トロント地域大停電のあった2003年に妊婦だったのですが、突然の大規模停電が発生した時、たまたま外出していました。

交通機関の混乱で長時間バスをまっているときに、水のボトルをくれたり、座るようにすすめてくれたり、いろんな人が親切に気遣ってくれたのはほんとうにありがたかった思い出があります。

また、子供にやさしく振舞ってくれる人も非常に多く、赤ちゃんを連れていると赤ちゃんに直接はなしかけてくる人も多いものです。 

都市部でも公園が多い

トロント市内、トロント郊外、どこにいっても公園はいたるところに存在します。

冬の間は散歩もままならないので宝の持ち腐れ感はありますが、春や夏にはこどもを遊ばせたり、ちょっとした散策やサイクリング・ジョギングに最適なトレイルを備えた公園や緑地帯が豊富に存在します。

コロナ禍の非常事態宣言も4か月ほど続きましたが、この間もそれほど煮詰まらずに済んだのは、この公園のおかげかなとおもっています。

子供がいてもフルタイムで働くのが普通

女性が子育てをしながらフルタイムで仕事をするのが当たり前の社会であることも、筆者には魅力でした。

実際、筆者の同僚の女性も子供がいる人がほとんど。出産を機に仕事を辞めるという話は、ほとんど聞いたことがないくらいです。

ただ、保育園(day care)は、実は日本に比べてもかなり高額です。

一人一か月10万円以上はかかります。なので、日本でよくいわれる「カナダは育児支援がととのっている」というのは、ちょっと違うんではないかと筆者はおもっています。

政府からの支援にたよるというよりは、自力で稼いで費用をまかなうというのが基本です。

それでも、子供の病気などで欠勤・早退などする場合にも理解があり、日本に比べ女性が働きやすい環境ではあると思います。

同性婚が認められている

筆者は同性愛者ではないですが、同性婚がみとめられているのはすばらしいことだと思います。そう思いませんか?

男性も育休がとれる

子供が生まれたり、また正式に養子をとったりした場合、最長18か月の育休がとれ、その間失業保険(Employment insurance)からある程度の手当をもらうことができます。

これを父親が受けることも可能です。

両親がいっぺんに取ることはできませんが、たとえば母親と父親で6か月づつで交代するなどのアレンジメントも可能。

「差別」を禁止する法制度がある

Ontario州法のHuman Rights Codeという法律は、「年齢、人種、障害、出生地、性別、婚姻の状態、性的嗜好」など14の要素にもとづいた差別が、住居、契約、雇用、商品やサービスや施設(へのアクセス)、組合や職業団体の会員権の5つの分野で行われることを法的に禁じています。

都市部は多文化、人種差別がすくない

筆者は都市部にしか住んだことがなく、また小さな町やいわゆる”Up North”の田舎では事情が全く違うということをよく耳にしますが、とにかく都市部は非常に多文化です。

近年では、地域によって中国系やインド系住民などが密集している地域もありますが、それでも一般的には様々な文化的背景(cultural background)をもった人々が共存しています。

こどもたちは、学校でも、「見た目や食事はちがっても、みんな同じカナダ人」だと学び、友人関係も人種や文化にこだわらずに付き合います。

外国人にもチャンスがある

筆者のように外国で生まれ育った人間にも、それなりの仕事を得るチャンスがあります。

外国籍だとか、言葉にちょっとアクセントがあるということなどが不採用の理由になってはいけないという法律があります。

個人の頑張り次第で、カナダで生まれ育った人たちと同様の仕事を得ることも可能です。

わたしは日本国籍ですが、実は本職は州の公務員あつかいです。

好きな服装ができる、「年甲斐もない」とかいわれない

文化的な多様性の影響もあるのでしょうが、髪型、髪色、メイク、服装などの規定がゆるゆるなところもお気に入りです。

職場では、その職場や職業ごとの規定や暗黙の了解があるところもありますが、一般的にいって自由さは日本とは比べ物になりません。

私がたとえ明日髪の毛をグリーンに染めて出勤しても(といっても現在はコロナでリモート勤務ですが)、肩が全部出たサマードレスを着ていても、上司に注意されたり同僚に後ろ指さされたりということは、絶対ないと確信しています。

おばさんがタンクトップにショーツでうろうろしていても、まあ見苦しいでしょうが、変な目でみられることもないのです。

市民権・永住権保持者は基本医療費は無料

ビジター、学生ビザ、ワーホリの場合は適用されないのでご注意ください。万一のために、保険はちゃんと入っておきましょう!

いかがでしたか? ほかにも、カナダのこんなことろが好き!というコメントや、ご質問など、お気軽に残していってくださいね。

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