こんにちは。ころっちです。
ころっち。カナダ、オンタリオ州在住。現地の大学院をでて、英語onlyの環境で15年以上、医療ソーシャルワーカーとして働いています。
努力のかいあって、ボキャブラリーもふえ、英語の会話にも慣れてきた。でも、どうも発音がいまいちなのか、会話中に聞き返されることもしばしば・・・。
なんて思ったことはありませんか?あるいは、自分でしゃべっていて、どうも「日本語っぽく」聞こえてしまう気がする。
その原因は、発音そのものというよりは、発声方法に問題があるのかもしれません。
日本語と英語の発声方法は違う?
日本語と英語を話す場合での発声方法は、ずばり、異なります。
日本語は口の形・開け方を変えながら、口蓋にひびかせてから鼻に抜くように音を出しますよね。
わりと口の先の方で音をだしている感覚だと思います。
英語の場合は、もっと喉を開き、喉の奥を響かせるような音の出し方をします。
いってみれば、日本語を話すときと英語を話すときでは、口や喉のなかで「使う場所」がそもそも違うのです!
日本語は胸式、英語は腹式呼吸?
英語の発声をきちんと行うには、ある程度の腹式呼吸で息をしっかりとすっておくことが大切です。
それを発声とともに息をお腹から少しづつはいていくいイメージで、喉の奥に響かせるように音をだしてみましょう。
結果として、一般的に、同じ人でも英語で話すときには日本語のときよりもちょっぴり低い声で話す傾向があるようです。
英語の発音の仕方
英語の音は、舌、あご、歯などを動かし、そこに吐く息をあてるようにして音をだします。
たとえば、「ウーロン茶」は英語でもoolong (uːlɒŋ) tea、ウーロンティーですが、この「ウー」の音を英語っぽくいうには、口先をまるめ、喉と舌をリラックスさせて、おなかの方から息を吐いて発音します。試してみてください。
同様に、頭にRのつく単語も、かなりの量の息をお腹から吐きながら言うことで初めてきちんと発音できる音です。
英語の発声のトレーニング
では、発音の難しくない、言いやすいフレーズで練習してみましょう。
No, no way! why did you do that?
Noのオーの音も、できるだけ喉のおくから出すようにいってみましょう。
Wで始まる単語、ここではwayやwhyも、多めの量の息を吐きながら少し勢いをつけて発音してみてください。
どうでしょう、違いがわかりましたか?
喉と舌をリラックスさせるのがコツ
せっかくお腹から息を吐いても、喉や舌に力が入りすぎていると、うまく発音することができません。
お腹から吐く息を遮ってしまわないように、喉の奥の方を開いて。喉・舌はあくまでもリラックスさせておきましょう。
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