英語の雑談が苦手な人のための攻略法

英語のブラッシュアップは一生の課題。

こんにちは!ころっちです。

ころっち。カナダ、オンタリオ州在住。現地の大学院をでて、英語onlyの環境で15年以上、医療ソーシャルワーカーとして働いています。

Small Talk (英語の雑談)については先日も書きましたが、これについては、私自身、昔ほんとうにストレス度が高かったのでもう少し書いてみたいと思います。

Small Talkが苦手だと、毎日毎日、本当に精神的に参ります。

いまでもさほど得意ではありませんが、仕事の後や同僚との会食後に「ああ、疲れた・・・」と思うようなことはほぼなくなりました。

そこで、この記事では、今でも実践している、私なりの攻略法をご紹介したいと思います!

得意ネタをいくつか考えておく

例えば、安くておいしいお店、レシピなどはスモールトークの鉄板です。

料理が好きな人は、話し相手からレシピや食材の調達場所、お勧めのレストランなどをきいてみても。

日本食のレシピなども、英語で紹介しているサイトなどをチェックしておくと、尋ねられたときに教えてあげることができます。

日本の調味料や食材を英語で説明できるように普段から調べておきましょう。日本人であるあなたに話題をふろうと、日本食のことを尋ねてくれる人は多いものです。

ほかにも、お勧めの日本映画やシリーズなど、Netflixに上がっているもの中から選んで、紹介の仕方をあらかじめ考えておくのもいいでしょう。

またスポーツ好きは、スモールトークの話題に事欠かないものです。普段あまりスポーツを見ない人も、話題作りと思ってすこしトライしてみては。

現地で人気のスポーツ、例えばカナダならホッケー、バスケットボール、野球など、試合の中継をみたり、気になる選手をみつけていろいろ調べてみても。

知ったかぶりをする必要はないし、無理ににわかファンになることはありませんが、すこしでも知識があれば、その話題が上ったときに、質問などがしやすいものです。

質問することで自分の知識も増え、相手も話をしやすくなります。

ニュースをこまめにチェックしよう

大きく話題になった事故や事件は、当事者には大変申し訳ないですが、あいさつ代わりに軽く口にしやすい話題です。

「あの事件のこと聞いた?怖いですよね・・・」などと、相手から話題を振られることも多いので、概要だけでも知っておくことをお勧めします。

現地のニュースが聞き取れない、わからない単語が多い、という場合には、ネットで調べたり、テレビのキャプションを表示して目でも理解するようにしてみましょう。

おすすめは、SNS。Twitterで現地メディア(CBCなど)をフォローは必須です。これは話題作りのためだけではないですよね。

ただ、政治の話など、賛否両論が大きく分かれているようなトピックは、避けたほうが無難です。また、宗教のはなしはやめておきましょう。

話題の映画

北米人は、映画好きが多い!

話題になった映画は、多くの人が見ています。

言葉がわからなくて意味をとりにくくても、聞き流しになってしまっても、できるだけ多くの新作映画をみてみましょう。

「あそこがよくわからなかった・・」「あの場面は、どういう意味だったの?」などということが、逆に雑談のネタにもなりますよ!

相手の話をよーく聞く

相手の話をよく聞いて、相槌をうったり質問をはさんだりしていると、それだけで会話が長続きし、自然と話題も広がっていくのものです。

複数人での雑談だと、なかなか発言する機会が訪れなかったりわからない単語がでてきたりして焦ることもあります。

そういうときは、「わからない」という状態を利用して、質問という形で発言すればいいのです。What is OOO? とか、Sorry are you talking about 〇〇〇?など、臆せずに聞いてみましょう。

わからない、知らないということは、ニューカマーにとって、恥ずかしいことでもなんでもないということを常に覚えておきましょう。

複数人での会話より、1対1の会話で練習を

複数人での雑談より、できれば1対1で話せる機会をつくってsmall talk の練習をしてみましょう。

1対1の会話なら、わからないことをすぐに聞き返すこともできますし、ゆっくりしゃべってくれるようお願いすることも容易です。

相手も、スラングを使わずわかりやすく話してくれるでしょう。

共通の知人・友人の様子を尋ねる

例えば職場や学校などで、辞めてしまった他の同僚のことや、しばらく会っていない共通の友人がどうしているか、連絡をとりあっているか、などと聞いてみるのは安全な話題でしょう。

とくに相手がその人物と親しかった場合には、話題が盛り上がりやすくなります。「あの先生の授業で苦労しているみたいよ」とか、「新しい職場でがんばってるみたい、そういえば、今度結婚するらしいよ」などなど。

ただ一つ注意したいのは、悪口です。他人の陰口は盛り上がりますし、お互いの結束を高めることもありますが、後々のことや、言われている人のことも考えて慎重に。いじめに加担するようなことは避けましょう。

振られたネタには全力で

せっかく相手がふってくれた話題には全力で対応しましょう。

あなたの知識も広がりますし、自分の話を一生懸命きいてくれる相手とはなすのは楽しいものです。

あなたの英語がたとえ拙くても、相手はそんなことは気にならなくなるでしょう。

コミュニケーションは、言葉の面以上に、相手を思いやり尊重する気持ちが重要です。その気持ちがつたわれば、ギクシャクした感じも自然とうすらいでいきます。

前回のトピックを覚えておいて、その後どうなったか尋ねる

「この間いっていたあれ、その後どうなったの?」「あのレストラン、いってみた?」「お子さん、風邪ひいたって言っていたけど、もう元気になった?」など、前回会った時の話の内容を覚えておき、経過をたずねてみましょう。

話題としてだけでなく、「この人は私のこと気にかけてくれているんだな」「ちゃんと話を聞いてくれていたんだな」とあなとという人物に対して好印象を持ってくれること請け合いです。

口先だけでなく、相手のことを気遣う気持ちを持つことももちろん大切。また、こういう会話を常に心がけていると、自然と相手のことを気遣う気持ちがあなたの中に生まれてくることも。

頭で考えるより、行動してみることで、思考や気持ちが後からついてくることは案外多いものですよ。

いかがでしたか?ほかにもお勧めの話題やネタがあったら、ぜひお気軽にコメント残してシェアしてくださいね。

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