Small talk、すなわち雑談が苦手。ずっと、本当に何年も、自分だけなのだと思っていました。これは、引っ込み思案で人見知りの自分の性格ゆえに違いない。そう思い込んでいました。ある日、ふと目にしたインターネットサイトで「英語の雑談が苦手」な人をターゲットにした英会話教材広告をみるまでは・・・。なんだ、私だけじゃなかったのか!と思うことで、なんだかふっと肩から力が抜けたのを覚えています。
なぜSmall Talk が重要なのか
北米の人々は、一般的に、沈黙が続くことを好みません。沈黙が続くと、または自分の言ったことに返事がかえてこないと、非常にawkward に感じるものです。Small talk の最たる目的はいわば沈黙をつくらないことなのではないかと私は思っています。またもちろんその他にも、言葉のキャッチボールをしながら無意識に相手の人となり・反応を探ったり、フレンドリーにふるまって親近感をかもしたり、もちろんただ会話を楽しむという目的もあるでしょう。
Small Talk を続かせるコツ
会話を継続させるには、まずはとにかく何か返事をしましょう。
- Oh yes, that is so true!
- That is so interesting!
- Wow, that must be so hard.
- That’s awful.
- That’s amazing.
- Are you serious?
- I know what you are saying.
- Wow, did he really say that?
などと、ただ相槌をはさむだけでもいいですし、相手の言ったことを要約したり、最後の分をリピートして返すという手も。また、相手の言っていることがわからなかったときは、臆せず正直にそういったほうが好感度が高いでしょう。わからなくなってしまってじっとだまっているより、聞いてしまったほうが絶対に空気がよくなりますよ。相手はあなたがまだまだ英語を学習中だということは承知していますし、長年カナダにすんでいても英語を喋れない人は大勢いるので、聞き返すことによってあなたの印象が悪くなるということは絶対にありません。
- what did you just say?
- I missed what you said.
- Sorry, I am totally lost.
- Do you mind saying that again please?
- Sorry what is it that you are talking about ?
Small talk -朝の定番トピック
天気
- It’s a lovely day, isn’t it? it’s too bad we have to be in the classroom on such a gorgeous day!
- Oh my, what a miserable day! I am so wet. Look at my hair…
- Well, it is a winter wonderland again this morning.
通勤・通学について聞く
- How was the commute this morning?
週明けだったら週末について聞く
- So, how was your weekend?
- Did you enjoy the weekend?
家族は元気か聞く
- How’s your family? Are they good?
今朝または昨日のニュース
- Did you hear about the bad accident on the highway yesterday?
着ているもの、もちもの、髪型などをほめる
- You really look sharp today.
- I love your shoes. Where did you get them?
- That jacket looks really good on you.
日本語環境でもそうですが、なるべく疑問文を多く使うことが、雑談上手のコツのように思います。
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