【海外移住】移住に人気・移住しやすい国は？

海外で自分の視野をもっと広めたい！自分の力を試してみたい！

動機は人それぞれですが、一度きりの人生、何か「チャレンジ」してみたいという思いは誰にでもあるのではないでしょうか。私も、それが「海外移住」だったうちの一人です。

でも、実際に移住といっても、どこの国が移住しやすいのか、また生活する際の利便性や暮らしやすさなど、疑問はいくつもわいてきますよね。

この記事では、一般に移住者の受け入れに積極的な国、人気の国を5つ紹介します。

カナダ

カナダは美しい自然環境、高い生活水準、移民フレンドリーな政策で知られており、多くの人々がカナダを移住先として選びます。人々がカナダを移住先として選ぶ理由としては、以下のようなものがあげられます。

自然の美しさ: カナダは壮大な自然景観が広がる国で、ロッキー山脈、湖、森林、氷河、美しい自然公園などがあります。アウトドア好きにとっては楽園ともいえる環境です。

高い生活水準: カナダは安定した経済状況と高い生活水準を提供しており、教育、医療、社会保障などが充実しています。カナダにおける平均年収は、職業や経験、地域によって異なりますが、2023年の年収平均はおよそ68,000加ドル（約740万円）となっています。医療は州によって多少の違いはありますが、市民および永住者は基本的に医療は無料となっています。

移民フレンドリー: カナダ政府は移民を歓迎し、多くの移民プログラムを提供しています。永住権を取得しやすいプログラムも多く、国際的な多様性を支持しています。

安全性: カナダは安全な国として知られており、犯罪率が比較的低いです。隣国アメリカと異なり銃規制があるので、銃による犯罪や事故は非常に少ないといえます。

オーストラリア

オーストラリアも美しい自然環境、高品質な生活、豊かな文化で魅力的な移住先です。その理由は次の通りです。

安定した経済：オーストラリアの経済は多様な産業に支えられています。主要な産業には鉱業、農業、製造業、サービス業、建設業、観光業などが含まれます。オーストラリアは天然資源に恵まれており、鉱業、農業、エネルギー生産において重要な役割を果たしています。これらの資源は輸出においても大きな利益をもたらしており、アジア太平洋地域との貿易が盛んです。オーストラリアにおける平均年収は、職業や経験、地域によって異なりますが、2023年現在およそ90,000豪ドル（約850万円）とされています。高収入の職種や都市部で働くと、年収はこれ以上になることがあります。

公的サービスの充実：Medicare（メディケア）制度: オーストラリアは国民保健制度であるMedicareを運用しています。Medicareは公的な健康保険プログラムで、オーストラリア市民と永住者に無料または割引価格で医療サービスを提供します。これには一般診療、入院、手術、診断テストなどが含まれます。Medicareに登録することで、公立病院での治療費用の一部がカバーされます。加えて私立医療保険もあり、 多くのオーストラリア人は、Medicareに加えて私立医療保険にも加入しています。私立医療保険は、治療選択肢の拡大や待ち時間の短縮などの利点を提供し、患者に追加のオプションを提供します。

自然の魅力: オーストラリアは独自の自然景観が広がり、グレート・バリア・リーフ、シドニー・オペラハウス、美しいビーチなどが観光名所として知られています。

移民ビザ: オーストラリアは多くの移民ビザオプションを提供し、特に専門職の人々にとって魅力的です。スキルを持つ移民を歓迎しており、仕事の機会が豊富です。

豊かな文化: オーストラリアは多様な文化が共存し、国際的な食事やイベント、アート、音楽が楽しめます。

ニュージーランド

ニュージーランドは自然愛好者にとって魅力的な移住先で、美しい景色やアウトドアアクティビティが豊富です。その理由は次の通りです。

自然環境: ニュージーランドは美しい自然景観が豊富で、山岳地帯、湖、川、森林、海岸線が広がっています。トレッキング、スキー、サーフィンなど、アウトドア活動が好きな人々にとって理想的な場所です。

安全性: ニュージーランドは低犯罪率で知られており、安全な生活環境が提供されています。治安が良好で、暮らしやすい国とされています。

教育: ニュージーランドには高品質の教育システムが整備されており、多くの国際学生が留学生として訪れています。また、幼児期から高等教育まで幅広い教育機会が提供されています。

医療サービス: ニュージーランドは質の高い医療サービスを提供しており、国民保険制度が存在します。緊急時や一般的な医療ケアを必要とする場合、手頃な価格で受けることができます。ニュージーランドの医療システムは公的な医療制度に基づいており、この制度は「New Zealand Public Health and Disability Act 2000」に基づいて運営されています。この制度により、国民保険制度（New Zealand Public Health System）が提供され、国民が必要な医療サービスをアクセスできるようになっています。

多文化性: ニュージーランドは多文化社会であり、さまざまな文化的背景を持つ人々が共存しています。移民を歓迎し、異文化間の交流が豊かです。

豊かな食文化: ニュージーランドは新鮮な食材が豊富で、特に海産物や農産物が美味しいです。ローカルな食材を使った料理が楽しめます。

ワークライフバランス: ニュージーランドではワークライフバランスが大切にされており、労働時間が比較的短く、休暇を楽しむ文化が根付いています。

移民プログラム: ニュージーランドは移民を積極的に受け入れており、スキル、家族、起業家向けのさまざまな移民プログラムを提供しています。移民のプロセスが比較的スムーズであるため、移住が比較的容易です。

アメリカ

経済機会: アメリカは世界最大の経済大国の一つであり、多くの仕事やビジネスチャンスがあります。多様な産業が存在し、起業家やビジネスプロフェッショナルにとって魅力的な環境です。アメリカは科学技術とイノベーションのリーダーであり、研究機関やテクノロジー企業が盛んです。技術分野でのキャリアや起業の機会が多くなっています。アメリカにおける平均年収は、2022年でおよそ60,000米ドル（約890万円）となっていますが、収入や地域や職業などにより大きく異なります。

高い生活水準: アメリカは高い生活水準を提供し、多くの人々にとって豊かな生活を実現する機会があります。教育、医療、公共サービスなどが充実しています。一般的に言って、アメリカの医療サービスは高品質で利用可能ですが、医療費用は高額であることがあります。保険の選択やカバー範囲によって医療費用が異なり、また、保険によっては自己負担分が発生することもありますアメリカには民間の健康保険制度が存在し、大手保険会社が保険プランを提供しています。一般的な健康保険には、労働者の雇用主が提供する雇用者健康保険、政府のMedicare（高齢者向け）、Medicaid（低所得者向け）、個人が購入する個人健康保険などがあります。

教育システム: アメリカには世界で有名な大学や教育機関が多くあり、高度な教育を受ける機会が豊富です。多くの国際学生がアメリカで学び、研究を行っています。世界中から多くの学生や研究者あつまり、最先端の学術を追求する機会が最も豊富な国のひとつであるとされています。

多様性と文化: アメリカは多文化社会であり、異なる文化やバックグラウンドを持つ人々が共存しています。多様性は異なる視点や経験を尊重し、文化的な豊かさを提供します。

移民プログラム: アメリカは移民国家としての伝統があり、移民を歓迎する国です。多くの移民がアメリカで新しい人生を築いています。

ドイツ

ドイツはヨーロッパの中で高い生活水準、教育、健康ケアを提供し、技術分野や研究に興味がある人々に適しています。その理由は次の通りです。

経済力: ドイツはヨーロッパで最大の経済大国の一つであり、安定した経済を持っています。EU加盟国として、広くヨーロッパでの就職・活躍の機会が開かれています。

教育: ドイツは高品質な教育制度を提供し、多くの大学が世界的に評価されています。ドイツの大学の約60％は、連邦政府と連邦州によって運営されています。 国立大学では基本的に授業料は無料です（例外：バーデン=ヴュルテンベルク州の国立大学では、EU以外の国からの留学生は授業料を支払います）。

移民プログラム: ドイツは高度なスキルを持つ移民を歓迎し、ブルーカード制度などがあります。

スウェーデン

スウェーデンは高い生活水準、健康ケア、教育制度を提供し、自然環境も美しいです。その理由は次の通りです。

社会福祉: スウェーデンは包括的な社会保障制度を持ち、住民の幸福と福祉を重視しています。医療システム、老齢年金、児童手当等、人生のあらゆるステージにおいて公的なサポートが得られます。スウェーデンの社会保障システムは高度な税金と社会的な責任感に基づいて機能しており、住民全体の福祉と平等に焦点を当てています。このシステムは、国内外で高く評価され、スウェーデンを包括的な社会福祉国家として位置づけています。

教育: スウェーデンの教育制度は高品質で、多くのプログラムが英語で提供されています。スウェーデンでは、80％以上の人々が英語を話すことができるとのことです。

多文化性: スウェーデンは外国人に対するオープンな姿勢が特徴で、多様な文化と言語が共存しています。

移住プロセスやビザ要件について詳しく調査し、専門のアドバイスを受けることもおすすめします。最新の情報を入手し、移住の際には慎重な計画を立てることが成功の鍵です。