短期滞在ー 現地で友達をつくるコツ

Shared accommodation に住む

日本でもすっかり定着した感がありますが、家やアパートを友人や同居人とシェアして住むのは、カナダの学生や若者の間ではごく一般的。特に都市部では年々家賃があがっており、自分一人でアパートを借りるのも難しくなってきています。一緒に住むことで、会話の機会も自然と増え、日々の生活でわからないことを聞いたりすることもできるので一石二鳥。ただ、すでにその物件を借りて住んでいる人たちが、新しい応募者を面接のような形で「選ぶ」ことも多いので(その物件を所有する大家さんが直接選ぶ場合もありますが)、英語が苦手だとなかなか選んでもらえず決まりにくいことも。また、家賃、安全面や衛生面などで気に入る物件が見つかるまで時間がかかることも多いようです。シェアハウス探しをするなら、時間に余裕をもってのぞみましょう。また賃貸に関しては、セクハラや金銭面でのトラブルも起きやすいので、最終的な決断をするにあたっては友人や信頼できる人に一緒にきてもらって印象を確かめるなど慎重に。賃貸契約後や、すみはじめたあとでも「ちょっと変だな」と思うことはそのままにせず留学センターやコミュニティサポートエージェンシーなどに相談してみましょう。また盗難や暴行などの犯罪被害にあったら警察に届けましょう。

最近では、お年寄りのサポートをする代わりに格安で間借りできる、こんなプログラムもでてきています。

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ボランティア

言葉に自信がなければ、現地の日系・日本人コミュニティでボランティアの機会がないかさがしてみるのも手。どこから手を付けてよいかわからないときは、現地や近隣の領事館に、情報がないか問い合わせてみても。ネットワークを広げることで、さらなる出会いが生まれます。また、しっかり務めて信頼を得ることで、次のボランティア先を探す際の「リファレンス(身元照会)」になってもらうことができることも。

コミュニティカレッジのcertificate course を受講してみる

いわゆる学位をとるようなプログラムに入るのは難しいし、プログラムを終了するまでには時間もかかります。でも、コミュニティカレッジでは、continuing education(生涯教育)として、 数単位をとれば終了証がもらえるshort certificate programもたくさん提供されています。たとえば、コーディングなどのIT関連、介護などのコミュニティワークのプログラムや、ビジネスまたはアートや料理など、多様なプログラムがあります。英語で高校を卒業した証明が必要な場合もあれば、必要ない場合も。詳細が各学校のサイトに掲載されているので、ぜひのぞいてみましょう。現地の学生にくらべ、外国籍の学生は授業料が高額になるのが難点ですし、ワーキングホリデービザでは通えないの場合ものあるので注意が必要です。

「日本好き」の人たちが集まるネットワークを探す

たとえば、日本語や日本文化を学ぶ学生のグループ、日本で英語教師をしたことがある人たちのグループ、日本のアニメや漫画のファン、武道愛好会や道場など (特に経験者におすすめ)特に大都市部では、探すといろいろなグループが見つかります。定期的に飲み会などを開催するグループもあり、ネットなどで簡単に見つけることができます。ただ、周りの日本人や留学センターなどにグループの評判をきいたりと、慎重にアプローチすることをおすすめします。中には、日本人女性(や男性)を口説くのを裏の目的にしているような集まりも・・。気を付けましょう。

趣味のサークル・グループを見つける

自分の得意なこと、好きなことを、海外でもつづけてみよう。ダンスや、スポーツのアマチュアチームに参加してみるなど、共通の趣味を一緒に楽しむ仲間をみつけてみましょう。フォーカスを「言語」でなく「活動」にむけることで、逆に自然な会話ができるという利点がありますし、話題にもことかきません。

語学学校の先生と仲良くなる

語学学校の学校の先生には、もともと他の文化に興味がある人たちが多いもの。学校主催のパーティや行事などにも積極的に参加して、先生といろんなことをしゃべってみよう。個人的に仲良くなれるケースも意外におおいのです。

外国人に興味のある人と、ない人がいるということ

人によっては、文化的な背景や人種、英語の拙さなどから、あなたに興味を持たない人というのもいるということもちょっと頭の片隅においておきましょう。仲良くなろうとアプローチしてもどうも距離が縮まらない、どうも冷たくされているような気がする、と思うことがあるかもしれません。そういう時は、時間と感情の無駄遣いをせず、その人のことは忘れてどんどん次にいきましょう。あなたと波長があい、仲良くなれる人たちが、きっと近くにいますよ!

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