メンタルを鍛えて、海外で負けない自分をつくる!

ころっち。カナダ、オンタリオ州在住。現地の大学院をでて、英語onlyの環境で15年以上、医療ソーシャルワーカーとして働いています。

海外留学・移住は、楽しいこともたくさんありますが、一方で辛い思いをすることもたくさんあります。

外国での孤独、コミュニケーションの難しさ、勉強や仕事を外国語でこなすことのもどかしさなどに加え、人種差別の問題も。意外に思う人もいるかもしれませんが、欧米では日本人もvisible minorityです。

全部放り出して、日本に帰りたい!と思うことは、頑張っていればいるほど、よくあることです。

では、気持ちを強く持って海外で初志貫徹するには、どうしたらいいか?

自分自身、凹んだり泣いたりしながらなんとか大学院を出て、なんとか希望の職業につき、日々何とか頑張ってきた筆者が、自分の経験と、ソーシャルワーカーとしての専門知識をもとに、メンタルを強くする5つの心得を解説します。

メンタルを強くする5つの心得

感情の起伏をコントロールするには、健康な体が必要。

睡眠不足、栄養不足、運動不足などからくる身体的な不調が、精神面にも支障をきたすことは良く知られています。

ビタミン・ミネラル類の不足は、集中力や記憶力、感情の浮き沈みにも大きく影響します。

定期的な医師の診断を必ず受けるようにしましょう。血液検査からわかることも意外に多いのです。

1年に一度の健康診断は、簡易なものはファミリードクターで受けることができます。

中・短期の語学留学やワーホリの場合、旅行保険の適用が問題になります。健康診断は適用対象外であっても、不調の原因を調べるための受診であれば保険が適用されます。

保険が切れている人は、必ず入りなおしましょう。現地でも入れる旅行・一時滞在者用保険がかならずあります。

体や精神面での不調を感じたら、まずは迷わずに医師の受診を。

状況の認識 

良く言われることですが、コップに水が半分入っているのを見て、「半分空だ (half empty)」と思いますか?それとも「半分満たされている(half full)」と思いますか?

同じ現実・現実でも、見方によって、それが提示する「意味」は、その人の受け取り方によって大きく変わります。

自分の状況について、なにか問題があると感じている人は、その「裏返し」に何があると思うか、考えてみましょう。

英語の発音がうまくならないと悩んでいる人は、語彙がどのくらい増えたか、リスニングがどのくらい楽になったかを、改めて確認してみてはどうでしょう。

頑張った部分や成果を、きちんと認識できていますか?

サポートシステムの確保

とはいえ、自分の「認識」の仕方を自分でかえる、というのは、最初は簡単なことではありません。

いろいろなテクニックがあるのですが、セルフヘルプ用の書籍などを参考にするほか、カウンセリングを受けてみることも一つの方法です。

カウンセラーと話しながら当面の問題点を解決しつつ、今後自分が利用できるツールを学習したり、対応力や応用力を身に着けて今後に役立てることもできます。

お住まいの国や地域によって、専門家の肩書やどこでサービスを受けられるかは変わってきます。もしカナダに居住しているなら、psychologist、psychotherapist、あるいはregistered social worker といった資格保持者からサービスを受けることをおすすめします。

また、信頼できる友人や家族に、話を聞いてもらうことを習慣にすることもおすすめです。心配事や愚痴を、安心して吐き出しながら、自分の思考や感情を整理することができます。

逆に、批判的なコメントばかりしてくるような友人や知人とは、無理に付き合うことはありません。

行動することで精神の安定性を高める

精神的に落ち込んでいるとき、とりあえずは体を動かしてみる、行動をおこしてみる、というのも、一つの手です。

体を動かすことによって、ある種の脳内ホルモン(ドーパミンやエンドルフィン)の活動が活発になるということは、多くの研究によって証明されています。ストレスの元になる脳内物質を外に出す働きも活性化されます。

また、2次的に、睡眠の質が向上してストレスの緩和につながったり、食欲の安定が促されることによる体調の改善も、精神衛生の改善につながる場合もあります。

また、「思考」を直接変えようとしても、それを難しく感じることも。そこで、「行動」を変えることによって、それに付随する経験をもとに、「思考」パターンを間接的に改善していく手法もあります。

完璧主義を返上しよう

「こうでなくてはいけない」と思っている自分が、どこかにいませんか?

「語学留学をするなら、1年で英語がペラペラにならなければいけない」「大学は4年で卒業しなければならない」「カナダ人の友達をつくらなくてはならない」などなど、誰しも、いろんな目標や計画をもってそれぞれにカナダあるいは他の国へ渡航したことと思います。

目標は、それが現実的な道しるべになっている場合はそれでいいのですが、そうでない場合はプレッシャーの源になってしまうこともあります。

もし、達成度に関して、ストレスを感じているのであれば、目標を再度見直すことで精神的に楽になる場合もあります。

高い目標をもって努力することは悪いことではありませんが、もしそれが過度のプレッシャーやストレスの原因となっているのであれば、そのままの状態で突っ走っても効率よく勉強することはできません。

自分にあった、現実的な目標というのは、最初は見えにくいものです。だんだん状況がみえてくるのにしたがって、途中で目標や予定を変更・修正するというのは、多くの場合大変に理にかなったステップです。

無理な目標やスケジュールに固執して、逆に時間と労力を無駄にしないように気を付けましょう。

フレキシブルに、自分の都合よく、目標や予定、考え方などを変えていける力は、海外で生き抜いていくのためにとても大切です。

自己肯定が自信の第一歩。完璧ではない、ありのままの自分を、受け入れてあげましょう!

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