海外に出てみてわかった、日本のいいところ

海外生活、最初はだれでもニューカマー。
キイロイトリさんによる写真ACからの写真

こんにちは、ころっちです。

ころっち。カナダ、オンタリオ州在住。現地の大学院をでて、英語onlyの環境で15年以上、医療ソーシャルワーカーとして働いています。

日本にうまれ、日本で育ち、いつの頃からか「外国で暮らしてみたい」「日本を出て、チャレンジしてみたい」と思うようになった人は多いですよね。

英語を勉強し、下調べをし、資金をためて、ようやく日本を脱出。

大変な思いもしたけれど、なんとか仕事や勉強も軌道に乗り、夢がかなった!

あるいは、毎日いろいろ頑張ってみてはいるけれど、夢をかなえるのはなかなか難しい・・・

そんなとき、ふと思い出すのがふるさとニッポン。

ああ、当たり前と思っていたけれど、日本のこういうところって、すごかったな、良かったな。

そう思ってしまうことも、少なからずあるのです。

今だから思う、日本のいい所をまとめてみました。

季節の風物詩

例えば、夏。風鈴、かき氷、花火大会、スイカ割り、冷やし中華に盆踊り。

するめいぬさんによる写真ACからの写真

季節が移ろうごとに、それを楽しむイベントや習慣、食べ物が豊富にあるのは、日本のとても良いところだと思います。

自然にしたしみ、自然を楽しむ気持ちは、日本人の心を豊かにしてきたんだなあ、とつくづく思います。

ギフトラッピング

ちょっとしたものを購入すると、「贈り物ですか?」と必ず聞いてくれますよね。そして、そうですと答えると 無料でキレイにラッピングしてくれる。

カナダに来て、そういうことをしてくれたお店は、一軒しか覚えていません。

しかも、ちょっと高めのボディケア製品をわりと大量にお土産用に購入した時。ちょっといい紙袋に入れて、同系色のティッシュを1枚入れてくれただけでしたが、なんだかすごく得をした気分でした。

ギフトラッピングは自分で!がカナダでは基本です。クリスマスの時など、モールなどで有料でやってくれるサービスはありますが・・・。

過剰包装はたしかに環境によくないのでしょうが、贈り物はどっちにしろ誰かが包むのですしね。

専門医にすぐにかかれる

カナダには、ファミリードクター制度というのがあります。別に往診にきてくれるわけではなく、いわば患者一人一人が、かかりつけの一般医を持つ制度。

お腹が痛くても、中耳炎でも、足を怪我しても、下血があっても、妊娠しても、とりあえずはファミリードクターに行き、そこから専門医に紹介してもらわねばならないのです。

そして専門医に会うまで、長いと6か月以上またされるようなケースも。

大けがや緊急の場合は病院の救急にいきますが、そこでも、長時間またねばなりません。

処方箋や歯科医も保険適用

カナダでは、処方された薬の支払いは基本的に自己負担です。

シニアと子供は、州によって政府の負担もありますが、大人は、雇用の福利厚生(employee benefit)に保険が含まれていればそれを使います。なければ基本は自分持ち。

歯科医も、ほぼ同様ですが、シニアと子供に関しても、利用資格(収入など)の規定があったり、またカバーされる施術に制約があったりします。

全額自己負担だと、歯科治療の費用はかなり高額になってしまいます。

便利で親切なサービス

かゆいところに手が届く、利用者の立場に立ったサービスを吟味して競争する、という点では、日本は世界一なのではないか?と思います。

いろんな国に行ったわけではありませんが、いろんな国の出身者に会い、またいろんな国の出身者が提供するサービスをうけるにつけ、感じることです。

日本は価格競争も激しく、同じサービスでも年々さらに安く利用しやすいものが生まれていくように見える反面、カナダの生活の中ではそういう傾向を感じません。

コンビニ・自販機

ほんとに便利だったなあ、と思います。ちょこっと寄って飲み物を買ったり、簡単なお弁当や肉まんを買ったり。

便利なのに、値段もさほど高くは設定されていないですよね。

カナダにも24時間営業のミニスーパー的なお店や、個人営業の「コンビニエンスストア」もありますが、値段設定が明らかに高く、「夜もあいていて便利なんだから仕方ないでしょ」と言わんばかりです。買い物をすると、「ああ、高いところで買ってしまった・・」と罪悪感に襲われてしまいます。

と、書いているうちに日本が恋しくなってきました。海外にいるみなさんは、日本の何がいちばん恋しいですか?日本にいるかたは、今のうちに、日本の良さを楽しんでおいてください!

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